韓国の8人組ボーイズグループ・ATEEZは23日、兵庫・GLION ARENA KOBEで『ATEEZ 2025 WORLD TOUR [IN YOUR FANTASY] IN JAPAN』の最終公演を開催し、約1年7ヶ月ぶりとなる日本公演を完走した。

今回は日本ツアーでは初めて生バンドを引き連れてのパフォーマンスとなり、1曲目「BOUNCY（K-HOT CHILLI PEPPERS）」で幕を開けた。MINGIとSANが「OK！埼玉！Make some noise！」と煽る場面もあり、ATINYの熱気が詰まった公演であった。

MCではSEONGHWAがツアータイトル『IN YOUR FANTASY』について説明し、観客に集中を促した。セットリストには初めてメンバーのソロ曲が加わり、YUNHOはソロ「Slide to me」で80年代R＆Bを思わせるトラックに乗せたパフォーマンスを披露して歓声を浴びた。

続くSEONGHWAの「Skin」では美しいファルセットで魅了し、終盤には派手な演出も見られた。花道から登場したYEOSANGは「Legacy」を腹筋が見える衣装で歌い、青から赤へと変わる演出で客席の視線を集めた。

会場はソロとグループ双方の個性が際立つ構成で盛り上がり、報道では埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演の模様もあわせてレポートされている。ATEEZは多彩な演出と新たな挑戦で観客を魅了する公演を示した。