花巻市大迫町のエーデルワインは、特別限定新酒「いわてヌーヴォー２０２５」を２４日に発売した。

同社前で２３日、出発式を行い、小田嶋善明社長は「香り豊かで高品質なブドウが入荷した。優雅で上品な味わいを楽しんでほしい」とあいさつし、テープカットの後、商品を積んだトラックを横断幕を掲げて見送った。

赤白ともに大迫町と紫波町産のブドウを使用しており、赤は「果実感と、こくが感じられる濃厚な味わい」、白は「程よい酸味ですっきりとした喉ごし」が特徴と説明されている。

製造は各４千本ほどで、容量は７２０ミリリットル入り、価格は１６２１円。

県内外の酒販店やスーパーなどで取り扱う予定で、地域の旬のブドウの風味を活かした新酒として販売される。

地元産ぶどうを前面に打ち出した限定リリースは、秋の新酒シーズンの話題作となりそうだ。