東京マリオットホテルは2025年10月1日より、動物性食材を使わない「Vegan Afternoon Tea」を開催している。提供場所は東京マリオットホテル1階「Lounge & Dining G」である。

スイーツ8種とセイボリー4種、すべて肉・魚・卵・乳製品といった動物性食材を使わない構成で、2022年からスタートし、今年で4年目を迎えている。ヴィーガンの人だけでなく乳製品や卵のアレルギーを持つ人にも楽しめる内容だ。

ラインナップは愛媛県の希少な中山栗を贅沢に使った「中山栗のモンブラン」や「さつまいも・栗・かぼちゃ＆クランベリーのパフェ」、「かぼちゃのガナッシュサブレサンド」、「りんごとシナモンのタルトタタン」など、秋の味覚を意識した品揃えである。

そのほかに「ビーントゥバーチョコレートを使用したヘーゼルナッツフィナンシェ」、「米こうじプリン 季節のフルーツ添え」、「栗といちじくのオーツミルクスコーン」などが並ぶ。豆乳やオーツミルク、米粉のカスタード風クリーム、甘酒など植物性素材を駆使し、素材の風味や食感を生かす工夫が施されている。

ペストリーシェフによる和洋素材の組み合わせや土台にモリンガのサブレを用いる手法から、見た目と味の両面で満足度の高い仕上がりを目指していることが伝わる構成である。