人気漫画『ハイキュー!!』のトレーディングカードゲームが、セカンドシリーズ「ハイキュー!! バボカ!! BREAK」として10月25日に再発売される。再登場は初代シリーズの2014年発売以来のリブートで、ファーストシリーズは2017年に終売していた。

公式告知の動画は再生回数が120万回を超え、発売前から大きな反響を呼んでいる。発売元の白鳥さんは初回発売時に購入者の95％が女性だったと振り返り、その後は約6対4で女性が多い構成になったと説明している。

MINT池袋店など専門店では、清潔感のある店舗で20代の女性を中心に“推し活”の一環としてカードを求める動きが確認されている。

今回のシリーズは原作者・古舘春一氏の新規描き下ろしカードや、原作コミックや画集から選ばれた名シーンカードを収録し、コレクター性も強化している。

背景には、昨年公開の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が日本で115億円、全世界で200億円を突破するなどコンテンツの勢いがある点がある。

発売形態や販売対策では抽選販売やパック単位の販売制限など、購入しやすさに配慮した対応が取られる見込みで、女性層やインバウンドを追い風に市場拡大が期待されている。