湘南のGK、真田が10月20日の試合で気迫のこもったPKストップを披露し、ファンや関係者から「よく動かずに待った」「読みがお見事」といった声が寄せられた。26歳の生え抜きGKである真田は中学生時代から湘南アカデミーに所属し、2018年にアカデミーからトップチームへ昇格した。以後は奈良クラブやおこしやす京都AC、東京武蔵野ユナイテッドFC、ヴィアティン三重への期限付き移籍を経験している。

2024年に5シーズンぶりに復帰し、今年6月に天皇杯で湘南の選手として初出場、J1デビューも果たしている。今年は山口智監督が4人のGKを使い分ける中で、第31節から連続でゴールマウスを任されているという。試合終盤で見せたPKストップはチームにとって重要な場面の対応となり、連敗を「7」でストップさせて勝点1獲得に貢献した。

現在湘南は17位に位置しており、次節の結果次第でJ2降格が決まる可能性がある。真田のプレーはクラブにとって最後まで戦い続ける意思を示す一撃となり、この一連の動きは複数メディアでも取り上げられている。