有村架純は17歳で上京して俳優を志し、現在32歳、芸歴は15年に達する。代表作には『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』があり、『ビリギャル』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞を受賞した。

2021年の映画『花束みたいな恋をした』では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得している。近年の主な出演作にはNHK大河ドラマ『どうする家康』、フジテレビ『海のはじまり』、映画『ちひろさん』『花まんま』が含まれる。

25〜27歳の時期には「もう自分から出せるものがないかも」と心が折れそうになり、考える間もなく仕事をこなす日々が続いたという。そんな中で転機となったのが映画『前科者』であり、苦しい物語を経て再び「お芝居が楽しい」という感情に出合った。

以降はポジティブに挑戦できることが増え、思い入れのある作品になったと報じられている。32歳となった現在は20代とは異なる悩みに直面し、仕事ができて当たり前と見なされることへの孤独感や、年齢的に叱られる機会が減ることで自己発見が求められるフェーズに入ったことへの戸惑いを明かしている。リフレッシュ法としてお香を焚く時間を持つことも紹介している。