連続ドラマ「フェイクマミー」（TBS系、10日スタート）の制作発表会見が9日、都内で行われた。会見には波瑠、川栄李奈、向井理、池村碧彩、中村蒼、野呂佳代、田中みな実の7人が登壇した。

ダイアン・津田篤宏がカメラマンに扮して報道陣の最前列から乱入し、波留、川栄、Snow Man・向井康二ら共演者を驚かせた。最前列で記者になりすました津田は「こっちむいてください」と声をかけ、向井は「え、え、え、ビックリした」と反応した。

その後壇上に上がった津田は「ビックリしたやろう」とドヤ顔を見せたが、演出の説明を忘れて山本恵里伽アナから「お願いしたはずだったんですけど、お忘れになったようで」とツッコまれた。波瑠は「私と碧ちゃんは気づいて、『内緒ね』って言ってました。津田さんいるって思って見ていたから、向井さんのあいさつが何も入ってこなかった」と述べた。

中村は台本に津田の名前が書かれていたが、翌日もらった台本には（名前が）消えており「お忙しいのかと思った」と話した。向井は「ちょっと、バレないようにしてくださいよ」と苦笑し、波瑠は津田のセリフ覚えについて「大変ですよって言われていたけど、すごかったです。完璧でした」と評価した。

津田はドラマでエージェント会社で薫の転職を支える野口俊彰役で出演する。作品は正反対の人生を歩んできた2人の女性が、“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことから始まる、ウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメントである。