グローバル・ラグジュアリー・グループのケリングが主催する「ウーマン・イン・モーション」のトークイベントが11月2日（日）にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催される。イベントは13：30〜16：45（予定）にスクリーン2で行われ、観覧者を募集している。是枝裕和によるオープニングスピーチに続き、俳優の高畑充希、俳優・アーティストの中島健人、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン、プロデューサーの福間美由紀らがスペシャルトークに登壇する。

本プログラムは2015年に始まり今年で10周年、日本では2017年から「ウーマン・イン・モーション」トークが開催されている。今回のトークでは映画界で描かれる女性像の変遷や、映画界の女性を取り巻く環境や課題、未来に向けた変革について語り合うとされる。また、来年3月に授賞式が行われる第98回アカデミー賞で新設される「キャスティング賞」を受け、キャスティングの重要性に焦点を当てる。

トークに先立ち、映画『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』（12）が特別上映される予定で、伝説的なキャスティング・ディレクターであるマリオン・ドハティの功績を通じて職務の歴史的背景が紹介される。映画好きや業界関係者にとって貴重な機会として観覧が案内されている。