ロゼ（ロザンヌ・パーク）はニュージーランド生まれ、メルボルン育ちの経歴を持ち、幼少期からピアノや聖歌隊、ギターなど音楽に親しんできたアーティストである。15歳でYGエンターテインメントのオーディションに合格し、ソウルでの厳しい練習生生活を経て、ジェニー、ジス、リサとともにBLACKPINKとしてデビューした。

2016年のシングル「WHISTLE」と「BOOMBAYAH」で注目を浴び、2019年にはK-POPガールズグループとして初めてコーチェラに出演、以後のワールドツアーでは約443億円以上を売り上げる成功を収めた。ソロとしては2021年のシングル「On the Ground」でギネス記録を樹立し、ソロ・グループ双方で世界的な支持を確立している。

2024年12月リリースのソロアルバム『Rosie』はよりパーソナルな作風で、ブルーノ・マーズとのデュエット曲「APT.」はSpotifyで20億回再生を突破、ビルボード・ホット100で最高3位を記録し、グラミー賞候補としても話題になった。現在はソロで月間3,400万人以上、BLACKPINKとしてさらに3,150万人以上をSpotifyで抱え、インスタグラムのフォロワー数は8,400万人を超える影響力を持つ。

一方で若い頃の「恐れ知らず」だった自分を振り返りつつ、年を重ねることで抱える葛藤や不安も口にしており、「ありのままの自分」を求める姿勢が活動の根幹となっている。所属はThe Black Labelで、米国内ではアトランティック・レコードとの契約もある。