世界中で愛されているキャラクター、スヌーピーの企画展示「スヌーピーしあわせつむぐ展」が、愛媛県今治市のタオル美術館で４日から始まった。ＰＥＡＮＵＴＳコミック誕生７５周年とタオル美術館開館２５周年を記念する特別展である。

会場にはスヌーピーがしまなみサイクリングを楽しむ様子などがデザインされた長さ２６メートルのタオルアートが展示されている。タオルという素材を生かした大判作品が来場者の目を引く構成である。

さらに糸巻きで作ったスヌーピーのオブジェや、細部に工夫が凝らされた立体作品など、８０以上の作品が並んでいる。展示は多様な技法や意匠を通じてキャラクターの魅力を表現している。

来場者からは「スヌーピーかわいい」との声が上がり、実際に「しまなみ海道とかタオル美術館が描かれているタオルがすごく見応えがありました」といった具体的な感想も寄せられている。

本企画展は周年を祝う大規模な展示としての見どころが多く、再来年の１月２６日まで開かれているため、期間中にゆっくりと鑑賞できる内容である。