3日よりKep1erのコンサートツアー『2025 Kep1er CONCERT TOUR [Into The Orbit : Kep1asia]』の日本公演がスタートし、初日公演を福岡市民ホールで開催した。ツアーは9月のソウル公演から世界各地を巡るもので、Kep1erとしては福岡での初公演である。

オープニングムービーを経てエネルギッシュなイントロで登場し、今年4月にリリースされた日本オリジナル楽曲「Yum」を含むアップテンポな楽曲を次々と披露して会場の熱気を高めた。その後は雰囲気を一変させ、コンサートならではのユニットカバーステージで多様な魅力を見せた。

福岡はメンバーのヒカルの地元であり、ヒカルはMCで「お久しぶりです、ただいまー！」と挨拶すると会場から「おかえりー」という声が響いた。ヒカルはさらに「いつも通っていた道を通ってきて、泣きながら会場に来ました。福岡初めてやけん、いい思い出にさせてね」と故郷のファンへ率直な思いを語った。

後半は今年8月にリリースされた最新曲「BUBBLE GUM」を披露し、Kep1erならではのキャッチーで力強いパフォーマンスが割れんばかりの歓声を呼んだ。続いて「WA DA DA (Japanese ver.)」で会場のボルテージは瞬く間に最高潮に達した。

アンコールでは日本公演の声援の大きさに驚きと感謝を述べ、日本公演限定のパフォーマンスやファンにとって意味深い楽曲も披露された。約120分間にわたり全24曲を圧巻のパフォーマンスで届け、日本公演初日の幕を大歓声のなか閉じた。