東京ディズニーリゾート（TDR）のハロウィーンイベントは例年幅広い世代に人気があり、オリエンタルランドによれば2024年第3四半期のディズニーホテルの客室稼働率は前年同期よりさらに増え、99.1%を記録している。『ディズニー離れ』という言葉が出回る一方、客足の旺盛さを示す数字といえる。

一方で運営側の好調さと並行して、ゲストには混雑で休憩や食事が十分にとれないおそれや入場料金引き上げによる出費増といった懸念がある。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、各自がリスク対策をした上で楽しむ必要性を指摘している。

パーク内に着替えスペースがない点も注目事項で、今年も事前予約制の有料着替えスペースなどが公式で案内されているため、利用を検討し事前確認することが推奨される。

2025年のTDRのハロウィーン開催期間は9月17日～10月31日で、10月1日（水）から10月15日（水）までは全身仮装での入園ができないため注意が必要である。

記事は首都圏に住む37歳の会社員・Kさんへの取材も紹介しており、Kさんは結婚後も妻と何度もパークを訪れていると述べる。妻は「熱狂的なDオタ」で、例年ハロウィーンを重視し、6月頃から仮装のためのドレスや小物作りを始めていたという。

混雑や着替えルール、費用面などを踏まえ、公式情報を確認して事前に計画を立てることが呼びかけられている。