9月27日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』で、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が新企画として保護犬たちとのスキンシップボランティアに挑戦した。津田は大型犬に好かれる特技を持つと紹介され、とある保護犬施設を訪れたところ、さまざまな理由で保護された犬や猫が合計100匹ほど暮らしていると伝えられた。

津田が最初に触れ合ったのは、一般家庭の飼育放棄から保護されたボルゾイのルークである。ルークは飼い主に見放された経験からかいつもつまらなさそうな表情で、ドッグランでも隅でじっとしていることが多かった。

津田は「ちょっと遊ぼうや」と周囲を走って見せるなど、人と遊ぶ楽しさを伝える行動を取ったが、ルークは最初は反応を示さなかった。30分見守った後、津田は「いっぺんリード付けてみる？」とリードを取り付けて距離を縮める作戦に出た。

リードを付けられたとたん、ルークは立ち上がり津田と散歩を始め、次第に楽しそうな表情を見せるようになった。津田はルークを「長年飼ってる犬ぐらい賢い」と称賛し、最終的にルークは津田に擦り寄ってボルゾイらしい甘え方を見せた。

時間をかけて楽しく過ごしたことで表情に大きな変化が見られ、津田は「静かに甘えてくれてるんやな」と語った。番組は保護犬と触れ合う中での細やかな工夫と個々の犬の心の変化を丁寧に描写した内容となっている。