9月26日に最終回を迎えた今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時）の全130回について、期間平均世帯視聴率は16.1％、個人9.0％だったことが分かった。番組は3月31日にスタートし、初回は世帯15.4％、個人8.6％で始まった。

最終回は番組最高となる世帯18.1％、個人10.0％を記録して幕を閉じた。朝ドラの世帯視聴率が18.0％を超えたのは、前々作「虎に翼」の最終回（2024年9月27日放送）で18.7％を記録して以来、1年ぶりの出来事となった。

「あんぱん」は「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさん（1919年～2013年）と小松暢さん（1918年～1993年）夫妻をモデルにした物語であり、何者でもなかった二人が荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」として放送された。

全130回の放送を通じて序盤の視聴率から終盤での最高値更新へと推移し、最終回で有終の美を飾った。放送枠は総合の月～土曜午前8時である。