HKT48の梁瀬鈴雅が音声コンテンツ『THE FIRST 音読』に参加し、『檸檬(著：梶井基次郎)』と夏目漱石の『夢十夜 -第十夜-』を朗読したと語った。

同企画には豊永阿紀、栗原紗英、大庭凜咲、龍頭綺音、秋吉優花、井澤美優、江口心々華、大内梨果、松永悠良、梁瀬鈴雅の10名が登場し、Newsクランチ！では第1回の朗読を実際に聞いた感想を募集する『THE FIRST 読書感想文』を開催している。

梁瀬は朗読に際して準備と練習を重ねたと述べ、緊張はあったものの終えたあとは楽しかったと振り返った。自身の朗読を聞き直すことについては、最初は照れくささがあったが聞き直すと「サラッと入ってくる」と感じ、眠れない夜に聞き直すと笑顔で語っている。

朗読で意識した点としては「余白」を挙げ、間の取り方を重視して聞き手に作品について考えてもらう余地を残すよう努めたという。純文学は解釈が人によって異なるため、自分の解釈を入れすぎないよう配慮し、必要に応じて間を調整したと説明している。

また、歌唱と朗読の違いについても触れ、朗読では余白を意識することで作品の感情を伝える工夫をしたと述べた。