音声コンテンツ『THE FIRST 音読』の第1回に、HKT48の豊永阿紀、栗原紗英、大庭凜咲、龍頭綺音、秋吉優花、井澤美優、江口心々華、大内梨果、松永悠良、梁瀬鈴雅の10名が朗読で参加した。

同企画では聴取者が感想を寄せる『THE FIRST 読書感想文』も開催されている。

秋吉優花は芥川龍之介の『杜子春』と夏目漱石の『夢十夜 -第五夜-』を担当した。

秋吉は朗読と作品の両方が「難しかったです。」と振り返り、学生時代は読書が身近でなかったと述べた。

それでも仕事で文字に触れる機会が増えていたため、オファー時にすぐ「やりたいです！」と答えたという。

実際に朗読してみて、本をもっと読みたい、朗読にも挑戦したいという意欲が芽生えたと語っている。

『杜子春』については主人公が大金を手にした途端に人が寄り、金がなくなると離れていく描写があり、現代のSNSで数字で人を見てしまう状況と通じると指摘した。

この点から人間にとって本当に大事なものを改めて考えさせられたとも述べている。

またラジオの担当経験で学んだ読み方や抑揚の付け方が朗読に生きているとし、今回の挑戦が表現の幅を広げる一歩になったとまとめた。