Valerionはフラッグシップ4Kプロジェクター「VisionMaster Max」を発表した。IFA 2025で初披露され、日本国内では10月末に発売、価格は719,800円（税込）である。

本機は黒表現を高めるNoirSceneシステムを搭載する。NoirSceneは6段階機械式アイリス、EBL（Enhanced Black Level）、迷光シールドを組み合わせ、より深く自然な黒と豊かな階調を実現する。

ネイティブコントラストは5,000:1で、EBL有効時は50,000:1に向上する。光源にはRGBトリプルレーザーを採用し、Anti-RBEテクノロジーによりレインボーノイズを99.99％排除するとしている。

輝度は3,500 ISOルーメン、解像度は3,840×2,160で、IMAX Enhanced、Dolby Vision、HDR10＋、HLGに対応する。投写サイズは40型から300型、±105％の垂直レンズシフトと交換レンズ対応のバヨネットマウントを備える。

OSはGoogle TVを採用し、単体でストリーミングやミラーリングが可能で、Apple HomeKit、Google Home、Alexaとの連携やギガビット・イーサネット、Wi‑Fi 6Eにも対応する。別売の5.1.2chワイヤレスサラウンド「ThunderBeat 5.1.2」もラインナップされる。