アニプレックスは16日、11日に北米で公開されたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座（あかざ）再来」の興行収入が7060万ドルを突破したと発表した。7060万ドルは約102億3700万円（1ドル=145円換算）に相当する数値である。

この数字は1999年に北米で公開された「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」の3100万ドルを上回り、日本アニメ映画のオープニング記録を26年ぶりに更新した。国内では7月18日公開後、観客動員2304万人、興行収入330億円を突破し、国内歴代では「千と千尋の神隠し」を抜いて2位の成績となっている。

また、8月から海外地域での公開を順次開始し、15日までに日本を含む全世界で累計観客動員5500万4375人、総興行収入680億1524万3965円を記録したと報告されている。原作は吾峠呼世晴さんの漫画で、コミックスの累計発行部数は1億5000万部を突破している。

過去作についても触れられており、2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は興行収入404億3000万円を記録している。今回の記録更新は海外市場での注目度と動員力の高さを示す指標となっている。