一般社団法人長岡青年会議所（長岡JC）が創立70周年を記念して主催する「ながおか時ときフェスタ」が9月7日、アオーレ長岡で開かれた。市民が歴史クイズや街歩き謎解きに挑戦し、会場は終日笑顔と熱気に包まれた。

今回は「観て、知って、食べて、体験して楽しもう」をテーマに、これまでの歩みを振り返りつつ世代を超えた参加を呼びかける催しが展開された。正午から行われた「長岡歴史クイズ大会」は学生の部、企業・団体の部、社会人の部に分かれて競い合い、出題は「長岡の歴史」や「長岡JCの歩み」から出され観覧席からは笑いや拍手が送られた。

街中を巡る「街歩き謎解き」ではキャラクター「ルーツくん」と一緒に歴史スポットを訪ね、親子連れらが参加して「親子で楽しめた」との声が上がった。午後は吉本興業所属のR藤本さんがベジータネタを披露し、お笑いコンビ・ジェラードンからはかみちぃさんが登壇した。数日前のコント中に怪我をしたジェラードンのアタック西本さんは来岡できなかったが、かみちぃさんは「如月マロン」の姿でスマートフォン越しに西本さんを登場させ、定番の「角刈り型抜き」などを披露して会場を沸かせた。

フィナーレは大抽選会で旅行券や家電、折りたたみ自転車、地元グルメなど豪華賞品が用意され最後まで多くの市民が参加した。実行委員会は「世代を問わず多くの市民に集まっていただき、つながりを実感できた。これを機に未来へと地域の力をつないでいきたい」と振り返った。