俳優・板垣李光人が作・絵を手掛けた絵本『ボクのいろ』が、Gakkenより11月6日（木）に発売されることが決定した。9月12日（金）より予約販売が開始された。

本作は2025年4月に絵本投稿サイト「よみきかせキャンバス」にてデジタルで発表された作品に加筆修正と描き下ろしを加えた書籍化作品である。テーマは「自分らしさ」で、真っ白なからだをもつ不思議な生き物・ヌルが色とりどりの世界で「どうして ボクだけ 色がないの？」と悩みながら出会いを経て自分の色を探す物語が描かれている。

鮮やかな色彩と愛くるしいヌルの姿がページをめくるたびに広がる構成で、文章には板垣のこだわりが込められていると紹介されている。質感や色彩にも板垣のこだわりが反映され、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる一冊として仕上げられている。

板垣は本作が自身初の絵本であるとされ、発売にあたり「このたび「ボクのいろ」が書籍として発売されることになりました。デジタル上で楽しんでいただく良さもありましたが、こうして皆さまのお手元に紙媒体としてお届けできることを大変嬉しく思います。今回の出版に際し、現在公開されているものからイラストにも一部修正を加え、手元で1枚1枚ページを捲る絵本としての魅力をより感じていただけるようなアップデートを施しました。ぜひ、大人の皆さまもこどもの皆さんも、お楽しみください。」とコメントしている。

プロフィールでは2002年生まれ、2012年に俳優デビューと記載され、映画『八犬伝』『はたらく細胞』『陰陽師0』で第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した経歴が紹介されている。近年は連続ドラマ『秘密～THE TOPSECRET～』で初主演を務めるなど話題作への出演が続いている。