女優の有村架純（32）が12日、都内で行われた映画『ブラック・ショーマン』初日舞台あいさつに登壇した。赤いネイルが映える光沢のある黒のロングドレスで登場し、Vネックからデコルテがのぞき、ノースリーブからは二の腕があらわになっていた。大人の色気と上品さが同居する着こなしを披露した。

今作で福山雅治（56）と“バディ”を演じる有村は、宣伝活動でも福山を目にする機会が多く、かつて一緒に駆け抜けてきた仲間のような関係性に微笑ましさを感じたと語った。福山は有村について「まずとにかく力のある俳優さんですから、表現力は期待して現場に入りました。当然期待以上の表現をされていた」と振り返り、役の難しさに触れて「けっこう難しいなと思ってた。でも見事！」と絶賛した。

福山の言葉に有村は「ハイ…うれしいです」と照れ笑いを見せた。作品は東野氏の人気小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』（光文社文庫）を実写化したもので、福山演じる主人公・神尾武史はラスベガスでも名を馳せるマジシャンだ。父の死をきっかけに武史とバディを組み、事件の真相に迫っていく武史のめい・神尾真世役を有村が演じる。

舞台あいさつにはほかに岡崎紗絵（29）、伊藤淳史（41）、生瀬勝久（64）、田中亮監督（46）が登壇した。