NHK Eテレの音楽教養エンターテインメント番組『クラシックTV』で、マイケル・ジャクソンを特集する『King of Pop マイケル・ジャクソン』が9月18日午後9:00〜9:29に放送される。ゲストに三浦大知を迎え、ピアニスト清塚信也と歌手・モデルの鈴木愛理がMCを務め、クラシックの視点からマイケルの音楽と影響力を掘り下げる。

番組はマイケルを“人類史上最も成功したエンターテイナー”としてギネス世界記録にも登録されている点に触れ、音楽のみならずカルチャーやファッションへの影響にも光を当てる。マイケルが好んでいたというドビュッシーの作品にも触れ、意外なクラシックとのつながりを探る構成である。

三浦は「最も影響を受けたアーティストの一人」としてマイケルを挙げ、「マイケル・ジャクソンのことをこれから知っていく人が世代的にもいると思うので、そういう方にもぜひ見ていただきたい」とコメントしている。番組ではスティーヴ・ポーカロとジョン・ベティスによる名曲「Human Nature」を、三浦の歌と清塚のピアノによるコラボレーションで披露するパフォーマンスが予定されている。

放送は9月18日（木）午後9:00〜9:29で、再放送は9月22日（月）午後2:00〜2:29である。クラシック音楽ビギナーにも楽しめる切り口で構成されているため、幅広い世代に向けた番組設計である。番組内の演奏やトークを通じて、マイケルの表現の源泉やクラシックとの接点をあらためて提示する狙いである。以上の内容はNHK発表の番組情報に基づくものである。