お笑いコンビ「千鳥」のノブ（45）が10日放送された日本テレビ系「千鳥かまいたちゴールデンアワー」（水曜夜8・00）に出演し、美術品のオークションに参加した体験を明かした。番組では「秋の芸術大賞」として日本全国から話題のアート作品が集まる企画が放送された。

大悟が「ノブは凄いよ。現代アートの展示会とかには行ってる」と振ると、ノブは「凄くない」と苦笑したという。ノブは「1回だけ行ったのよ。オークションみたいなやつ」と参加の経緯を説明した。

平成ノブシコブシの吉村崇が「そういうのが好きで、“ノブさん面白いんで行きましょう”と誘われ行ってみた」と語った。ノブは会場の雰囲気を伝え、「草間彌生さん、何千万とか。本当に札みたいなの上げる」と例を挙げた。

ある作品が90万円くらいになった際、吉村が「ノブさんここなら大丈夫なんで上げてください」と促したため、ノブは「ハイ」と札を上げたと振り返った。すると後方の客席が振り返り、「ザワザワ…ノブだ、ノブだ」となり、オークショナーたちが「ノブに譲ろう」と反応したという。

ノブはその場で「いやいやいやいや、欲しくないのに上げて…」と驚いた心境を明かし、会場で初めて「誰か上げてください！」と頼まれたエピソードも披露した。出演回では普段のトークの延長で美術体験の意外な一面が語られた。