SixTONESの京本大我（３０）が主演するミュージカル「Once」の公開稽古と囲み取材が日生劇場で行われた。原作は２００７年公開の映画で、舞台はアイルランドの首都・ダブリンに設定されている。

主人公ガイはシンガー・ソングライターの役柄で、京本はギターの弾き語りを見どころにし、米アカデミー賞受賞曲「Ｆａｌｌｉｎｇ Ｓｌｏｗｌｙ」などギターで９曲を生演奏する。今回の日本版はオリジナル演出の初演にあたり、京本にとって日生劇場は４年前のミュージカル「ニュージーズ」以来の舞台である。

「Ｏｎｃｅ」は２０１２年のトニー賞で作品賞など８部門を受賞し、「ニュージーズ」は楽曲賞を受賞した経緯があるため、日本版初演の重みも伝わる。稽古の場面では暗転した舞台に一筋の光が弧を描き、京本の悲哀を帯びたギターと歌声が印象的だったと報告されている。

スポットライトに照らされた姿はビジュアル面でも際立ち、ギターと歌の完成度に加えて舞台上での存在感も評価された。記事は京本のミュージカル俳優としての素質や最近の活躍ぶりから、今回の舞台に対する期待が高まっていると伝えている。