優里が9月6・7日の東京・国立代々木競技場 第一体育館2DAYS公演を皮切りに、自身最大規模となる25万人を動員する日本国内とアジア各国を含むアジアアリーナツアー『YUURI ASIA TOUR 2025～ 前回のアリーナツアーは即完したけど、これ以上の規模ではもう出来ないと思うよ? 流石に今後これ以上の規模のツアーは出来ないと思う､､､。 つまりそう考えると、ある意味、捉え方によっては最後のツアーと言っても過言ではないかもしれない…絶対遊びに来てくれよな!!?! ～』をスタートさせた。

2日目公演はMCで「セットリストが変わる」と宣言した通り初日と異なる構成で展開された。1曲目は今年リリースされたパワフルなバンドサウンドの楽曲「輪廻転生」で、特効の音玉で会場の熱気はさらに上がった。

続く「飛行船」ではステージ上の巨大なLEDビジョンに青空の映像が映り、やがて大雨から虹へと移り変わる演出が楽曲の雄大さを際立たせた。優里は歌い終えて「止まれないんだ 止まられないんだ 止まりたくないんだ」とフレーズを響かせ、「騒ぐ準備はできてるかお前ら！」と煽った。

その後「告白直前酸欠状態」では炎や激しいアンサンブルでさらなる盛り上がりを作り、優里は「今回のツアーは挑戦だとも思ってて、どれだけ自分をさらけ出せるか。どれだけみんなに寄り添えるかかが勝負だと思ってます」と語った。

アコギでインディーデビュー曲「かくれんぼ」を披露し、「シャッター」「レオ」「ガリレオは恋をする」と続けて歌唱力を示したうえで、「一人ひとりに寄り添う曲を歌っていきたい」と述べ、人気曲「DiNA」を引き語りで披露した。ツアーは国内外のアリーナを巡る大規模公演となるため、今後の演出やセットリストの変化にも注目が集まる。