『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開御礼舞台挨拶が8月31日、TOHOシネマズ日比谷で行われ、石田彰、中村悠一、Lynnが登壇した。会場は満員の拍手と歓声に包まれ、全国のライブビューイングでも多くの観客が見守った。

石田は上映後の反応に触れ「これだけ多くの皆さんに熱量を持って歓迎されているのは本当に有り難いことだと思います」と語った。中村は自身の役について「とにかく映像の情報量が多く、劇場で鑑賞することに最も適している作品だと率直に感じました。特に、僕は無限城のシーンに関わっていないので収録した際はそのスケール感が分かっていませんでしたが、完成した作品を見て特にそう思いました」と述べた。

Lynnも画面の力強さと三つの戦いが持つ重みを挙げ、「見終わった後に言葉が出ないほど圧倒されました」と感想を述べた。舞台挨拶では三者が初めて役に込めた思いを語り合い、作品の映像美と物語の重厚さが改めて強調された。

本作は公開以来好評を博し、45日間で興行収入が299億8348万円、観客動員数が2110万人を突破している。今回の舞台挨拶はキャストのコメントを通して、劇場で観ることの意義と作品のスケール感がファンに改めて伝わる機会となった。