8月20日、福岡県のみずほペイペイドームで行われたプロ野球・ソフトバンク対埼玉西武戦にて、HKT48の市村愛里（24）がセレモニアルピッチの始球式を務めた。市村は背番号「48」のユニホームを着用し、マウンド上でメンバーとともに「半袖天使」を歌唱後、捕手役を務めた推し選手・川瀬晃を見据えてノーバウンドの投球を披露した。このグラブは市村の父と弟3人が使っていた思い出深いもので、地元・神奈川から母と弟が応援に駆けつけたという。市村は「練習含めて一番良いボールが投げられました。本当に幸せな時間でした」と語り、愛情が込められたグラブでの投球が成功したことに喜びを示した。市村は神奈川県出身の野球一家で、3人の弟が野球経験者、父は地元チームの指導者としても知られている。2018年にHKT48の5期生として福岡に移り住み、ソフトバンクファンとなった。昨季は10試合以上球場での観戦を楽しみ、SNSでも応援の様子が見られる。HKT48はみずほペイペイドーム隣接の商業施設でライブ活動も行っており、市村は「野球好きの方も、もっと遊びにきてくださると嬉しいです」とファンに呼びかけている。