女性アイドルグループ・虹のコンキスタドールが農業をテーマにしたYouTube番組、「レインボーファーム」の配信を2025年6月11日から開始した。

この番組ではメンバーが実際に畑でピーマンやトマトの定植、収穫、田植えや稲刈りといった多様な農作業に挑戦しながら、農業の魅力や重要性を伝えている。

視聴者は、普段あまり接する機会がない農業の現場をリアルに体験できるとして、ファンのみならず幅広い層から注目されている。

放送は毎月2回のペースで、YouTubeチャンネル「ゆるふわちゃんねる」を通じて配信されているため、推し活をしながら気軽に視聴可能だ。

元メンバーの鶴見萌さんも出演し、商品の魅力や番組の狙いを語るなど、グループの魅力が多面的に紹介されている。

的場華鈴さんは、撮影時に目隠しされた状態で畑に案内されるなどサプライズ演出もあり、農業への関心や食の大切さに改めて気づく機会となったと語る。

この企画は、JA全農と連携し、JAタウンの産地直送商品も紹介することで、消費者と農業者をつなぐ新たな取り組みとして注目されている。

虹のコンキスタドールは2014年に結成され、10代から30代までの幅広い世代に支持されている。YouTubeやSNSを活用した情報発信力も高く、総フォロワー数は約95万人にのぼる。

今回の「レインボーファーム」は、アイドル活動の枠を超え、農業への理解促進と食育にも寄与する意義深い企画だと評価されている。

ファンは推しの新しい一面を発見でき、農作業のリアルな様子を通じて交流を楽しむことができる。

今後も番組を通じて日本の農業や地元産品の魅力が広く伝わることが期待される。