韓国の人気ガールズグループ宇宙少女のメンバーであり俳優のキム・ジヨンが、SBSドラマ『鬼宮』でファンタジージャンルに初挑戦した。ドラマは霊媒の巫女ヨリとその初恋ユン・ガプに閉じ込められた大蛇カン・チョルを中心に王家にまつわる恨みや謎を描いている。

キム・ジヨンは長年の経験の中で抱えていた惜しい部分を乗り越えようと努力し、魂の解放をめぐる繊細な役どころを演じた。役作りのためにグッ（儀式的な祈祷）や韓国伝統舞踊の習得など入念な準備を重ね、役に深みをもたらしたという。

『鬼宮』は初回視聴率9.2％から最終回には11％と成長し、大蛇と巫女の愛情物語の異色な題材とミステリーが視聴者の心を掴んだ。キム・ジヨンは視聴率の良さと共にSNSのフォロワー数も10万人増加し、ファンとの交流も盛んだった。

同ドラマの15話では、ヨリとカン・チョルが八尺鬼を成仏させるため最後の戦いに挑む様子が描かれ、緊迫のクライマックスが注目された。

宇宙少女のメンバーが個々に俳優業でも活躍し、新たな魅力をファンに届けている現状は、推し活ユーザーにとって見逃せないトピックと言える。

また、彼女の役作りにかける情熱や着実な努力は、芸能活動の幅を広げる一歩として称賛されている。今後の新たな作品やプロジェクトにも期待が高まるところだ。