韓国の人気ガールズグループ宇宙少女のメンバーであり俳優のキム・ジヨンが、最新SBSドラマ『鬼宮』でファンタジージャンルに初挑戦した。彼女が演じるヨリは、霊媒としての運命を拒否する巫女で、繊細ながら決断力のある役柄だ。キム・ジヨンは役作りのために韓国舞踊を学び、神聖な儀式の動作にもこだわるなど、熱心に準備を重ねた。ドラマは大蛇と巫女の切ない愛の物語を中心に、朝鮮王朝の深い恨みを持つ伝統的な鬼が登場し、ミステリー要素を取り入れつつ視聴者の関心を集めた。初回放送の視聴率は約9.2％、最終回は11％と好調で、物語のスペクタクルな展開が評価された。キム・ジヨンは撮影中、視聴者やSNSから「新たな一面を知った」「難しい役柄に挑戦している」などの反響を受け、フォロワーが約10万人増加したことを明かしている。　彼女は「緊張から始まったが、スタッフと共に最終回を見届けて幸せだった」と語り、今後も限界を越えるために努力を続けたいと意欲を示している。本作が彼女の演技人生に新たな一章を刻んだことは間違いない。