2025年6月上旬の週末映画動員ランキングで、実写映画『国宝』が注目を集めた。主人公の歌舞伎役者を吉沢亮が演じ、横浜流星はそのライバル役にあたる歌舞伎名門の御曹司を務めている。

公開から3日間で『国宝』は動員24万5000人、興収3億4600万円を記録し、初登場3位となった。

同作は吉田修一の小説を原作に、李相日監督が歌舞伎の世界を映像化した意欲作だ。

横浜流星はこれまでもさまざまなジャンルで存在感を発揮してきたが、歌舞伎の伝統と現代の葛藤を描く本作でのライバル役は、ファンにとって新たな魅力を発見できるポイントとなっている。

同時期にはディズニーの実写版『リロ＆スティッチ』が初登場1位を獲得し、高い観客動員を誇った。

また、『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』は公開20日間で興収30億円を突破。興行面では大作が勢いを見せている。

しかし、『国宝』の健闘により、横浜流星ファンや映画ファンは日本映画の新たな魅力を大スクリーンで堪能できる良い機会となった。

映画『国宝』は伝統文化と現代のドラマを織り交ぜた内容で、推し活層にも深く響く内容といえるだろう。

今後の公開期間中、さらに多くのファンが映画館へ足を運ぶことが期待される。