2025年6月8日放送のABEMA『チャンスの時間』で「ブレイキングヤンチャオーディション9」が開催された。千鳥の大悟・ノブが審査員を務め、8組の芸人が即興コントや大喜利、ギャグ対決などを披露した。番組は見逃し配信も提供されている。

画面越しの「うわっ！」という瞬間が気持ちいい番組だった。黒タイツ一つで場が沸くような予想外の破天荒さは、推しを見つける喜びそのものだ。こういう熱量って、結局語れる相手がいると一気に加速する。友達と配信を一緒に観て語り合ったり、今週末に同じテンションの人と会える場を探して生で笑いを共有するだけで推し活は現実に根づく。初参加でも楽しめる一人参加歓迎のイベントや、トークルームで事前に空気感がつかめる場があると、水面下で芽生えた“推し”を次のライブや自分発の観覧企画に繋げやすくなる。笑いの瞬発力を現場で味わうと、画面の中だけで終わらせたくなくなるはずだ。