お笑いコンビEXITは、2025年に解散予定だったことが兼近大樹の告白で明らかになった。数年前から解散を決意し準備を進めていたが、その間に相方のりんたろー。とその妻をも泣かせるほどの厳しい時期があったという。三年前には兼近自身のワガママから妻が「子ども作れない。終わった」と泣き崩れたエピソードも告白された。解散の理由としては、賞レースで結果が出ず漫才で生活が厳しいと感じていたことや、テレビタレントとしてなら食べていける可能性があったがコンビとしての将来に不安があったことを挙げている。そこでりんたろー。はピンの仕事を増やしタレント活動に力を注いでいた。だが解散予定の2025年を迎える頃、逆に漫才の仕事が増えたことで状況は好転。兼近が「続けよう」と提案し、りんたろー。が快諾したことでコンビ継続を決めた。EXITはアイドル的人気でテレビ露出が増えた今も、兼近は本質的に漫才を続けたい思いを強く持っている。彼にとって「テレビタレントです」と名乗るより「お笑い芸人です」と肩書きを言えることのほうが仕事としての自信につながるという。これからもEXITの漫才に注目が集まるだろう。