米津玄師の公式ホームページが、NEXERとくまwebの調査で全国1000人を対象としたアンケートの結果、3位にランクインした。アーティスティックなビジュアルデザインが高く評価され、ファンから「芸術的」「さすがアーティスト」といった称賛の声が寄せられている。所ジョージが1位、阿部寛が2位であり、米津のサイトは音楽性と同様に独自性を追求したデザインが特徴である。

こうした公式サイトの個性は、単なる情報発信を超えて推し活の「遊び場」になり得ると感じる。お気に入りのビジュアルを切り取って話題にしたり、サイトの細部から曲や歌詞の解釈を広げて語り合えば、推しへの理解が深まる。その延長で更新やイベント情報を見つけて予定化すると、ただ眺めるだけだった推し活が「会う」「共有する」体験に変わる。こういう熱量って、結局"語れる相手"がいると一気に加速する。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づく。トークルームで事前に空気感を確かめたり、一人参加歓迎のイベントに顔を出してみるのも有効だ。個人で小さな鑑賞会やサイト解析オフを立てれば、「好きが企画になる」瞬間が生まれるし、イベント参加後に次も会いやすい関係が残る。公式サイトは情報源であると同時に、仲間と現実で楽しむための出発点ともなり得る。アートとしての魅力を持ち寄って、同じ温度感の仲間と現場で共有してみてほしい。