米津玄師の「IRIS OUT」がBillboard JAPANのストリーミング・ソング・チャートで14週連続首位を記録した。当週は再生数が上昇に転じ、その要因として劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の登場人物・レゼが同曲で踊るショート動画と、その振付がSNSで話題になったこと、さらに映画の入場者特典として米津のコメントを収録した冊子が配布されたことが挙げられる。加えて、12月31日放送の第76回NHK紅白歌合戦で同曲を初めて歌唱することが発表されている。

紅白初披露＝“共有の瞬間”に変えるプランを立てよう。テレビの前で一人で見るのも良いが、推し活は語り合える仲間がいると何倍も楽しくなる。年末は観賞会を企画して、開演前に「IRIS OUT」や他の名曲を流すプレイリストを用意したり、歌詞や映像の見どころをメモしておくと話題が広がる。ショート動画で話題になった振付は、友だち数人で練習してミニパフォーマンスを楽しめば、画面の中だけで終わらない体験になる。

一人参加歓迎の観賞会や年越しカフェ会に飛び込むと、新しい推し友が見つかりやすい。観賞後に感想を語る場を設ければ、そのまま次のイベント（カラオケや映画リピート鑑賞など）へとつながり、推し活は継続していく。紅白という全国放送の“初披露”は、ただ見るだけで終わらせず、仲間と会って楽しむきっかけにしてほしい。