10:00〜12:00 朝の読書会 13:30〜16:00 哲学カフェ テーマ:考えるということ
考えるということは一定方向に流されることだ。
考えると思う・感じるとはどう違うか。
考えるは対象から距離を置く営み、思う、感じるは対象に接近すること
見る事・聞く事を通じて考える
特に日本人は聞く事をおろそかにして来たのでは?
机の上では考えられないことでも歩くと思考が働くのはなぜ?
俳句も歩きながらの方がいいものが浮かぶ。
釈迦も沙羅双樹の下で息を抜いて初めて悟りを開いたー厳しい修行の中ではわからなかったことがわかるー一旦外に出て見ること
スポーツの話が出ました。
アスリートの試合運びはよく考えられたもの
引退のタイミングは非常によく考えられている。最後の花道の演出
価値観の話が出ました。
価値観・人生観があまりに強固だと、発展的な思考を妨げる
貧困は思考を妨げるーなぜなら情報が入ってこないから。考えるきっかけもつかめない。
引きこもりの問題が出ました
考えすぎ、真面目すぎる人たち
考えることの功罪
まず、行動して見ることも大事なのではないか。思考が堂々巡りして、ノイローゼになるこ
ともある。
考えを持つためには文章を書くことが大切
メモを取る・取らないー本当に重要なことは頭の中に印象として残るから必要以上には取
らないという意見がありました。写真でも同じことが言える。写真
を撮りすぎて、風景を味わっていないことが多いのではないか。
語学学習についての話が出ました。外国語は構える姿勢が必要。一つ一つに意識的なること。
英語は単刀直入に切り込んでくる文章。原書を読むということは発想のダイナミックな転換
と根気がいる。
在日外国人が日本語が皆上手いという話が出ました。
なぜ、上手いか。外国に対して関心があるから。心が外に向かって開かれているから。
東京に一極集中というけれど、東京はどこをみているか、世界をみているのだ。
これからは、個人思考からグループ思考へ向かっていくのではないかという意見がありました。
2019/04/12 (金)