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10:00〜12:00 朝の読書会 13:30〜16:00 哲学カフェ テーマ:20年後の社会 

朝の読書会 参加者4人 ネタ本「妄想銀行」(星新一/新潮文庫)
 妄想を交換するという発想の面白さを巡って盛り上がった。妄想は誰にでもあって、誰にでも必要なもの。
 妄想が消えたときは現実とのみ向き合わざるを得ないとき、だから鬱になる。
 小説を書くことは体験という現実をもとに妄想を膨らませること。小説を読むことは他人の妄想を自分の中に取り入れること。
    [取り上げた作品 妄想銀行 金の力 とんでもないやつ 変な客 味ラジオ]

哲学カフェ 参加者9人 テーマ「20年後の社会」
 将来についてメディアは暗い将来像を煽っていますが、こちらでは希望のある楽しい未来像も。一方では将来に対する不安な声も聞かれました。
 ご年配の方の心配事には定年退職後何もすることがない「退屈」の問題。若い方には給料が増える、出世する見通しの効かない将来への不安。

(こんな話が出ました)
 20年後は人口が減るのでゆとりが出てくる。ラッシュアワーも解消されて。でも都市部に人口が集中していくので、必ずしもラッシュアワーが解消されるとは限らない。
 一斉に9時に出勤するということがなくなるのではないか。フレックスタイム制の発達。
 新しいコミュニティ 集う場所 お寺・神社の役割
 若い人の役に立つ年寄りになりたい。若い人が必要とする年寄りの力とは?江戸時代の隠居制度
 年取ったらもう一度勉強し直したい。
 思考力を育てる教育と知識を詰め込むこと、両方大事という話。日本の生徒は試験の為に勉強するので、大人になると忘れてしまう。
 ゆとり教育は、本来思考力を重視する教育だったが、教師側に指導力がなかった。
 生涯独身傾向について、現実の異性との交際や結婚には自分が傷つく恐怖がある。こちらの心の動きを察知して、反応してくれるロボットなら愛を育めるだろうか。
 自分は 老いていくのにロボットは若いまま。ロボットには「ともに生きてきた」という実感が持てない。
 将来外国人が増えると英語が必須になるだろうか。いや翻訳ソフトが発達するので、言語のコミュニケーションの壁が減るのかも?
 移民は真面目で優秀。移民のもたらす故国の文化と日本にもとからある文化が融合して新しい文化を生み出してほしい。

2018/02/09 (金)

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