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ポスト・モダニズム建築に関する評論(※)をテキストとして、その主張や歴史的な流れ、周辺事情、発展性などについて学びました。2人のチャールズ――ポスト・モダニズム建築の主唱者の一人チャールズ・ジェンクスと伝統への回帰を呼びかけるチャールズ皇太子――の主張の対立と近接を辿ることで、建築におけるポスト・モダニズムの考え方が明確になった気がします。また、今回のテキストには関連する話題(記号論・統辞論的解釈、批判的地域主義、ガウディとサンテリア等々)も多く、ますます学びを深めたくなりました。勉強会の後は渋谷の松濤美術館を訪れ、建築と展示の両方を楽しみました。同様の勉強イベントは今後も随時開催していきたいと思います。
※五十嵐太郎,『チャールズ、チャールズ──ポスト・モダンの折衷主義と保守主義』,1999.