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原宿で夕方からの対話会!ゆるい哲学的な対話もできるテーマトーク会 #5 実施レポート

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2026年4月18日(土)、SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター サークルルーム4にて、「シブミナ一周年|原宿で夕方からの対話会!遅刻・早退OK!ゆるい哲学的な対話もできるテーマトーク会 #5」を開催しました。
今回は18:10〜21:45の夜開催。参加者は女性7名・男性8名の計15名で、幅広い年代や性別の方が集まる回となりました。

開催概要

会場はテーブルタイプのサークルルーム4でした。夜の会ということもあり、最初から大きく盛り上げるというよりは、落ち着いた雰囲気の中で少しずつ場を温めていくようなスタートになりました。
今回は「シブミナ一周年」とタイトルに冠していましたが、イベント内で特別な記念企画として大きく扱うことはしませんでした。ただ、後半のテーマトークの中で、1年間続けてきたからこそ見えてきたことや、続けなければ得られなかった実践知について、自然に話題として置く場面がありました。

お弁当から始まった、夜の会らしい余白

当日は主催が事前に別のセミナーイベントへ参加しており、少し疲れが残る状態での運営でもありました。一方で、そのセミナーで余ったお弁当を多めにいただけたため、会場では希望する参加者にお分けしました。
会場準備をしている段階から、部屋の外には参加者が集まり始めていて、その賑わいの中に、夜の会らしい落ち着いたスタートの予感がありました。お弁当という予定外の要素も、場を少しゆるめる良いアクセントになったように思います。

テーマを出し合い、投票で話題を決める

今回は、参加者それぞれにテーマを出していただき、投票数の多いものを中心に話していく形式にしました。
挙がったテーマは、たとえば次のようなものです。

・ かわいいの対象、どんなところ、気持ち、どうしてについて:5票
・ 要約動画や倍速視聴について:5票
・ 生きていく中でのテーマ:3票
・ 幸福度と年齢について:8票
・ 一緒にいるのは同世代が良いか:7票

投票形式にしたことで、参加者の関心が高いテーマを場の中心に置きやすくなりました。主催側があらかじめ決めた話題を話すのではなく、その場にいる人たちの関心から流れを作ることで、各自が参加しやすくなった印象があります。

幸福度と年齢をめぐる、立場の違いが見えた対話

特に印象に残ったのは、「幸福度と年齢について」のテーマでした。
若い世代の立場からは、年齢を重ねれば経験値が増え、スキルが身につき、人脈も広がるはずなのに、なぜ歳を取ると不幸だと感じる人が多いという統計があるのか、という疑問が出されました。
それに対して、年配の参加者からは実感に基づく話が置かれ、さらに他の参加者からも、視点の切り口によって見え方が変わるさまざまな意見が出てきました。世代や性別が幅広く揃っていたからこそ、それぞれの立場からの話が重なり、適度にバランスの良い対話になったように感じます。
この流れの中で、シブミナを1年間続けてきたことで見えてきた景色についても少し話しました。続けることで、ある程度の想像がつくようになり、それを踏まえて次のアレンジも考えられるようになったこと。思っていたこととの答え合わせができ、さらに「サークル感」という新たな領域を意識できるようになったこと。そうした経験は、他の企画にも応用できており、好循環を生めていると感じています。

休憩、買い出し、2つの島での後半

中盤では、お腹が空いたという声もあり、休憩時間を取りました。休憩中は、買い出し組と残留組に分かれて行動しました。施設からは飲酒許可も得ていたため、買い出し組はコンビニで食事や飲み物を購入し、後半は飲み食いをしながらテーマトークを続けました。
後半は2つの島に分かれ、全員が話しやすくなるように構成しました。もう片方の島のファシリテーションは、参加者の女性にお任せしました。人数が15名になると、全体で話し続けるだけでは発言機会に偏りが出やすくなりますが、2島に分かれることで、それぞれが話せたという実感は得られやすくなったように思います。
缶チューハイを飲みながら話す開放的な気分も、夜の会ならではの良さでした。

主催として見えたこと

参加者からは、普段あまり深く話す機会がないため、こうした場で多様な人と意見を交換できて満足した、という声も聞かれました。
雑談ではなく、テーマに沿って深く話すことには、やはり独特の面白さがあります。しかも今回は、テーマを投票で選んだことで、その場にいる人たちの関心に沿った対話が生まれやすくなりました。
一方で、後半は時間も遅く、少し長くなってきた印象もありました。次回以降は、締めの時間を少し早めに設定し、その後はカクテルパーティー方式のように自由歓談の時間を長めに取る形も良さそうです。また、あらかじめ関心の高いテーマを設定し、そのテーマに関心がある人たちで集まる設計も面白いのではないかと考えています。

まとめ

今回は、シブミナ一周年という節目をタイトルに置きながらも、特別な演出をするのではなく、いつものテーマトーク会の中で、1年続けてきたからこそ見えるものを自然に確認する回になりました。
幅広い年代や性別の方が集まり、それぞれの立場から意見が出たことで、ひとつの正解に寄せるのではなく、複数の見方を場に置いていく対話ができたように思います。
遅い時間だったこともあり、最後はバラバラに解散しましたが、駅までの道中を一緒に向かう流れもあり、それぞれの時間に、それぞれの形で戻っていくような終わり方になりました。
今後は、新たに女性2名・男性1名のサブクリエイターを迎え、自主的にシブミナとしての企画を主催していただく流れも作り始めています。これからも、実験的な企画を通じて実践知を積み重ねながら、次のおもしろい展開を探っていければと思います。

お礼の一文

この1年、シブミナの企画に参加してくださった皆さま、関心を寄せてくださった皆さまに、あらためて感謝申し上げます。今回ご参加くださった皆さまも、夜の長い時間を一緒に作ってくださり、ありがとうございました。