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2年前に行った勉強会内容と同じですが、たまには違った見方の歴史も面白いかと思い、企画しました。
参加者は主催者を含めて6名。
実施は喫茶店で行いました。
↑添付画像のような配布資料を配り、勉強会スタートです。
パソコンでスライドを見せながら、説明する方式です。
①自己紹介+今回のテーマについて発表
今回は三大穀物(小麦・トウモロコシ・イネ)と三大飲料(チャ・コーヒー・ココア)を取り上げました。
②勉強会
前半は三大穀物
・三大穀物と植物との知られざる戦いと進化。人間の歴史が穀物によってどう変わったのか?など説明
・小麦:欧米の主食というイメージ。どう小麦粉になっていったかを説明
・トウモロコシ:謎の多い植物。しかし、三大穀物で圧倒的な量とその用途を説明
・イネ:日本人はなぜイネを選んだのか?そこにも理由がありました
中盤:質問を受け付け。
・トウモロコシがかつて観賞用だったことなど
・イネの収穫量が小麦と違うことなど
後半は三大飲料
・三大飲料:共通したものはカフェイン。カフェインが人間にもたらした革命とは?
・チャ:緑茶も紅茶も同じチャ。中国が発明した抹茶は日本に伝来し、独特の道へ
・コーヒー:コーヒーが発明した、さまざまな発明品とは?日本人が発明したコーヒー製品など
・ココア:カカオとココアは同じだけど違う?チョコレートが生まれた歴史も少し説明
【参加者から頂いた感想】
・前半の三大穀物より後半の三大飲料が面白かった、ココアの歴史は面白かった
・歴史というと権力者や政治的な話が多いが、こういった植物からの視点は面白い
・抹茶は日本がはじまりと思ったが、中国がはじまりというのは面白い
・勉強になった、三大穀物はトウモロコシの生産量が多く、動物と植物の知られざる戦いや種子を食べた
人間の話も知れて面白かった
・インドにはコーヒーに関税をかけているという現実に歴史は繰り返していると感じた
・日本での農業が西日本から始まったという説は邪馬台国の存在もあって、印象も深いし、カルディーやバンホーテンについてつながる歴史が面白かった
【総評】
一度勉強したとはいえ、2年前のことなので発表者としても大分忘れた内容でした。
主催者が世界史が苦手なので苦しい場面がありましたが、日本史だとやはり説明しやすいですね。
今回取り上げた植物は私たちの生活にかけがいのないものですが、やはり歴史を知ると見方が変わってきます。
次回は以前行いましたが、日本仏教の歴史を行います。日本伝来までは世界史もあるため、ドキドキはしますが、予習準備していきたいと思います
発表者:ハラ