1
21
古代史でも人気の邪馬台国と、後の天皇家につながる?かもしれない倭の五王のお話、この内容を主軸に共有した2回目の
勉強会です。
場所は神田の喫茶店、日曜日の神田はサラリーマンもいないせいか、静かな街ですね。
1回目同様、古代史のミステリーは何か?前提として知ってほしいことをお話し、邪馬台国と倭の五王について、中国・朝鮮といった外国との交渉、駆引きを交えてお話しました。
前半と後半の間と最後、気になった質問などを回答しながら、進行しました。
頂いた質問は下記のような内容です。
・邪馬台国の外交戦略がうまくいったのは、情報収集が成功理由と思われるがどうやって収集していたのか?
・狗奴国の首都はどのあたりだったのでしょうか?
・百済との同盟は鉄の輸入からとの内容だったが、日本での内製化はできなかったのか?
・この時代、日本には文字がないというのが常識だが、本当になかったのか?
終了後、以下感想を頂きました。
【頂いた感想】
・奈良に住んでいたこともあったのに、国宝である鉄剣の存在など知らなかった、興味を持った
・分かりやすいお話でした、百済からもたらされたものや朝鮮から貪欲に吸収したものがたくさんあったことが分かった。
興味がなかった古代に興味を持つきっかけになるかもしれない。
・邪馬台国の卑弥呼は最初は権力基盤が弱かったのが意外だった、外交は古代でも現代でも情報が大事だと思った。
・知らないことも多く、倭国の外交戦略が興味深い。古墳のAIによる分析や馬の歯からの育成地の分析などが分かるのがすごいと思った
・学生以来、魏という文字をメモした気がするし、蛇行剣というものが興味深い。確定していないことだけど、想像するのは楽しいし、鉄剣や馬の育成などのノウハウ確立はすごいと思った
・今回も新たな発見が多かった。外交戦略を練っていたのもすごいが、その中で文字は必須だと思った。文字があるとしたらどんな文字を使っていたか?文字がないなら、どうやって外交をこなしていたのか?疑問も残った。
【総評】
今回も多くの反応や疑問など説明して勉強になることが多かった。確かに文字がない中、日本はどう外交戦略やコミュニケーションを図っていたのか?また新たなミステリーをみつけてしまったのかもしれません笑
古代を勉強することで、中国や朝鮮のこと、またその後の仏教国家をめざした奈良時代などにおいても、気づきがありますね。
やはり、いろんな時代と多方面の見方というのは、知る+考える上で大事です
日本の海外技術の国産化や量産化は、その後の戦国時代の鉄砲などにも通じることです。
そんな日本の良さが現代の日本においても、起こることを期待したいですね。
次回は可能なら、鉄道記念日の近くに「鉄道開業の歴史」についての勉強会を企画したいと思います。