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初心者歓迎!AIに慣れ親しむ散歩会 実施レポート

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AI勉強会はこれまでも細々と行ってきましたが、今回は改めて「街に出てAI×都市ハイクを楽しむ」シリーズとしての第一弾を、10月26日(日)に千駄ヶ谷エリアで実施しました。

街の中にある形や色を、空想生物や現象などに見立てて撮影し、見えていない想像の世界を具体化する。そのための“素材ハント”を楽しむことをコンセプトとして設定。
この体験が身につけば、特別な技術や知識がなくても、どんな場所でも日常の風景を少し豊かに感じられるはず。そんな想いを込めて企画しました。

あいにくの天気。それでも集まった8名でスタート

今回は「ビラシリーズ」と呼ばれるヴィンテージマンションを巡りながら素材探しを行う予定でしたが、当日はあいにくの雨予報。
そこで、事前に参加意向を確認し、合意をいただいた8名で開催しました。

東京体育館横のアラビアンレストラン&カフェバー「Oasis」でのワークも想定しつつ、曇天の中スタート。雨が降る前に歩き出したことで、AIの準備やコンセプト共有を一部省略する形になりましたが、交流しながら、将棋会館や鳩森八幡神社などにも立ち寄りつつ、場を作っていきました。

偶然出会ったAIアート展

ビラシリーズへ向かう道中、ふらっと立ち寄ったギャラリーで、まさかのAI生成絵画展と遭遇。
近づかないとプリントと分からないクオリティのジークレー作品が並び、さらに一点のみの制作という希少性の担保方法も興味深いものでした。

AI作品をSNSで共有するだけでなく、実際にプロダクトとして昇華する取り組みに触れられる、思わぬ出会いの場となりました。作家さんとの交流を楽しむ参加者もおり、それぞれが新しい刺激を得られた時間だったように思います。

雨に追いつかれながらの後半戦

残念ながらビラシリーズに辿り着いたところで雨がポツポツ。傘を差しつつ徒歩ルートを巡回しました。
途中では、Ken Okuyama DESIGN、アソビシステム、ワタナベエンターテイメントなど、個性的な建築やオフィスの外観も見学。

東京体育館周辺の人出も多く、混雑気味のOasisで、時間までワークタイムに切り替えました。特に話題にはしませんでしたが、当日は偶然にもOasis来日の日でした。

OasisでのAIワーク体験

Oasisでは、参加者のAI経験に合わせ、インストールから実際の操作までを軽く体験。
短い時間ではありましたが、それぞれのペースでAIに触れ、楽しんでいただけたように思います。

今回の学びと、次への展望

悪天候の中ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
振り返ってみると、運営に気を取られてしまい、肝心の“素材ハント”を自分自身があまりできなかったことも反省しています。次回は、皆さんと一緒に街の中での発見や創造の楽しさをもっと共有できるようにしたいと思います。

今回の体験を踏まえ、今後は習熟度や興味別の開催も検討中です。

次こそは、晴れた日に。
また、新しい視点と街の楽しみ方を一緒に探しましょう。