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天気は曇り、夜から雨らしいですが、暑いより歩きやすい気候がベターですよね。
昨年も好評だった小田原企画を行いました。参加者は10名です。
小田原駅の新幹線口近くに集合して、自己紹介、小田原の概要や北条氏のことを説明し、山まで広がる戦国時代のそう惣構えを見るために、小田原城とは逆の🫡の方向から小高い山に登ります。
まずは↓山の神堀切です。
江戸時代の水が張った堀とは違い、↑北条氏の堀切は水はなく、人工物とはいえ、自然の地形を利用しています🤔
堀切は自然人工物なので、歩くのも大変。傾斜も多いため、歩くのは慎重さが求められます😬
小峰御鐘ノ台大堀切西堀は画像だと伝わりにくいですが、すごいスケールです。
山を削ったような人工物で、これを手作業とは頭が下がりますね😧
↓小峰御鐘ノ台大堀切東堀を歩いて通ります🫡
左右の土塁は50度くらいの角度で、高さは10メートルちょっとが迫るような道です。
山歩きを終えて、街中へ
予約したお店に入ります。
↓ランチは丼物が人気です。
↑まかない丼。実は底が深く、お腹が満腹になるボリュームです🤒
↑多くの方がまかない丼を頼みますが、食べるのはけっこうきつかったのでは?と想像されます🤭
午後は小田原城近くに残る戦国時代の足跡を探しに行きます
↓かつて弁天通りといわれる場所には巨大な池と神様である弁財天がいたとあります。
↓ここには移転した弁天さまがいるようです。
いつになったら、小田原城内に入るの?🤔
と言われる中、いよいよ正規入口といわれる馬出門に入ります
↑2009年に復元された門ですが、最近作られたようなイメージですね。
けっこう予算がかかったとかあるようです。
この中は江戸城でもある桝形門の空間があり、桝形門の特徴を説明しました。
↓銅門です。右にはコスプレをして写真をしている人を発見。
実はこの日はこういう人が小田原城近くには多かったです。
↑銅門の上には石落としがある場所と、北条氏人形たちが密談をしている場所があります。
↑常盤木門をくぐります。
常盤木とは常緑樹のことのようです。永遠の繁栄を意味しているようで、願いがこもった門ですね
↓門の先には天守閣、も見えますが、樹齢400年の巨松がありました
↑支えられている巨松。いつまでもいてほしい存在ですね。
↓天守閣ではコスプレというか、武者姿の人達もいます。
ただ、今回は時間の関係上、登りません。
小田原城で休憩をしてから、東海道に出て、北条氏時代からある「ういろう」へ
↓昔からこんなお城のような建物のようです。
↑ういろうは外郎と書く、薬屋さんです。いろんなお話を聞いた中、好意で貴重な蔵を見せて頂きました。
明治18年の屋台柱や貴重な展示物を拝見しました。
見るだけじゃ失礼なので、皆さん お土産を購入されてよかったです。
↓少し歩いて相模湾へ。噂の「海へと続くトンネルへ」
↑通称、海へと続くトンネルの前はいつも写真撮りが多いのですが、この日はいませんでした。
↓トンネルをくぐると、その理由は分かりました。結構波が高く、雨も少し降ってきて、まあ人はいないでしょうね
↑画像だとそうでもないけど、けっこう波が激しそうでした
↓近くの小田原最古の蒲鉾やさんで、ビールと揚げかまぼこを頂きます
↑足湯は入れませんでしたが、食べながら談笑してビール飲んだりしました。すごーく、お腹いっぱいになりましたが。
↓小田原駅まで歩き、コロナ禍にオープンした小田原の新名所「ミナカ小田原」へ
14Fの景色は素晴らしく、今日歩いた行程を上から見るのも感動しますね
↑ミナカ小田原の3Fでは映画の記念として、二宮金次郎の像があり、金次郎広場となっています
終了後、解散。
皆様に感想を頂きました。
【頂いた感想】
・すごい歩いたという疲労感。惣構が印象に残った、自然を利用して作った要塞ということに関心した
・惣構が印象的でした、こういう場所は自分だけでは行けないし、成り立ちを聞くとおどろおどろしい?印象を受けた。
・印象的なのは惣構。今の私たちは靴ですが、昔は歩く時に履いているのは草履だときついなあと思った
・惣構は自分では行かないし、城は遺構が少ないけど、よかった。また、地ビールも美味しかった。
・今回の行程は全てよかった、惣構での堀切の中を歩けたのは印象的でした。
・惣構がよかった、手作業でこのような要塞をつくったのはすごいなあと思った、ういろうのインパクトはあったし、好意で入らせていただいた博物館もよかった
・惣構、よかった。ラピュタぽかった、自分一人では行かないところなので、一日楽しかったです。
【総評】
最後の方は小雨が降りましたが、天気がもって、特に午前中の山道で曇りがキープできてよかったと思います。
小田原は昨年2回、今年は1回なのでこれで3回目。天気のせいか、観光客は少なかった印象でした。
オトマチの企画は6-7時間で複数のスポットを見るため、どうしても序盤のスポットは印象が薄く、後半のスポットの
記憶が印象的という傾向があります。ですが、やはり今回は最初の惣構えが印象的ということで、ご案内できてよかったです。
来月、大雄山に行くのでまた小田原に来るのですが、小田原やその周辺はまだ見どころがあるので、また来たいものですね。