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【第5回】つなげーとサークルリーダーの会「リピーターが自然と増えていく秘密」

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こんにちは!

つなげーと運営スタッフ兼サークルリーダーの会の管理人の古岩井です(^^)

つなげーとではのサークル運営をサポートする為に

『つなげーとサークルリーダーの会』

という会を開催しています。

この会は、つなげーとでサークル管理人をやられている方々の悩みや不安を解消し、より活発に活動して頂く為の場です。

集客・ドタキャン・トラブルなどの悩みを解決して、ご自身のサークルで仲間と楽しく、そして末永くサークル運営できるお手伝いをできればと思います!

第5回は4名のサークルリーダーの方々に集まって頂きました!

◇今回、参加されたサークル


・プロレス好きサークル

・朝活(勉強系)サークル

・飲み会、イベントサークル

・カメラサークル




また、事前にヒアリングをさせて頂き、今抱えている悩み不安を会の中で取り上げて、サークルリーダーの方々で意見を出し合いました!

今回のテーマは、こちらになります(^^)

◇今回のテーマ


・参加者同士を繋げる為の工夫は?

・参加者の満足度を上げる方法は?

・運営体制の構築方法は?

・新規集客とリピーター獲得の方法は?

・運営費の作り方は?

・ドタキャンへの対応は?




◇参加者同士を繋げる為の工夫は?


サークル運営を続けていると、参加者同士をどう繋げるかを考える様になってきます。いくらたくさんの人を集めても参加者同士の繋がりが出来なかったり、仲良くならなかったりしたら、参加者の方は「また来よう」とはならないことが多いです。なので、イベント中の限られた時間の中でいかにして参加者同士を繋げるかはサークル運営をする上では重要なことなのかもしれません。

今回のサークルリーダー方々は様々な参加者同士を繋げる工夫をされていました。意見の中で出たのは

・初参加者との顔合わせの機会を作る。
・名札を作って名前以外に趣味なども書いてもらう。
・条件付き(2回目以降の参加者のみ)のライングループを作っている。
・スピンオフのイベントをやる。
・参加者同士の共通項を見つけてくっつける。


などがありました。逆に何もしなくても自然に参加者同士で繋がり仲良くなっていくというサークルもありました。

ここで参加者同士を繋げるのが上手いと思ったサークルは「参加者への気配り」がしっかりしていると感じました。参加者同士で面識がない場合は、最初に何を話したら良いか分かりません。そこで、そういう上手く話せていない雰囲気をサークルの管理人が察して、参加者同士の橋渡し役になれるかどうかが上手く繋げられるかどうかの境目なのかなと思いました。



◇参加者の満足度を上げる方法は?


これは一つ前の話題と繋がる点がありました。参加者同士を上手く繋げられると自然と満足度も上がってきます。この話題では「参加者が何を求めているか?」という部分に話がフォーカスされていたように思います。特に朝活サークルの方がやられている「開催レポートに参加者の話題を書く」というのは確かに満足度を上げているかもしれないと思いました。開催レポートに自分のことが書いてあるとちょっと嬉しい気持ちになるかもしれません。(もちろん、ポジティブな内容に限りますが。)

人間には「承認欲求」というものがあります。これは「他人に自分を認めてもらいたい」という欲求です。例えば、否定ばかりされたら嫌な気持ちになりますし、人に対して攻撃的になります。逆に自分のことを肯定してもらえると嬉しい気持ちになり、人とのコミュニケーションも円滑になり易いです。

なので、まず満足度を上げるには「参加者を受け入れること」が大事なのかもしれません。相手を否定せずにまず耳を傾けて話を聞き、笑顔でそれを受け止められれば自然と満足度は上がるような気がします。



◇運営体制の構築方法は?


この話題は毎回のように出てきます。今回は既に運営メンバーがいるサークルとこれから運営メンバーを作りたいサークルとで色々な意見が出てきました。

まず、これから運営メンバーを作っていきたいカメラサークルの方は次のような課題を抱えていました。

・参加者が増えて、1人では管理できない。
・報酬を払っても責任感を持ってくれない。


など、確かにサークルが大きくなってくると1人ではできないことが増えてきます。また、お手伝いをお願いするにもどんな人に頼めば責任感を持ってやってくれるか分かりません。

次に既に運営メンバーがいる朝活サークルと飲み会、イベントサークルの方から意見を頂きました。

・以前から知り合い(仲良し)にお願いしている。
・自分は方向性を決めて細かいところはお願いする。
・サークルの方向性に合う人にお願いする。


ということでした。僕がこの話を聞いていて感じたのは運営メンバーになってくれる方は「自分の所属するサークルが好きで、サークルに対して何かしたい」という気持ちがあるのではないかということでした。確かに今までお世話になったサークルや主催者に対して何かしらお返しをしたい気持ちや役に立ちたいという気持ちがあるのかもしれません。

なので、運営メンバーが作れるかどうかは、主催者が今までどれくらいの熱量でサークルや参加者に尽くしてきたかどうかで決まるのではないかと僕は思いました。



◇新規集客とリピーター獲得の方法は?


今回は新規の獲得よりもリピーターをどう獲得するかという話になりました。カメラサークルの方は新規集客はできているのですが、リピーターがなかなかつかないという悩みをお持ちでした。

他のサークルの方は、リピーター中心の運営で新規集客は全体の1/4から1/3くらいとのことでした。特に凄かったのがプロレスサークルの方で新規で参加する方は月に1名ですが、リピーターの方の参加がほとんどで、この半年くらいはサークルから退会した1人もいないそうです。

このあとの話で分かったのですが、そのプロレスサークルの方は、飲み会などの時にほとんど食べることはせずに、参加者のテーブルを回ったり、話が盛り上がっていないところへ行って参加者のフォローなどをされているそうです。これを聞いてリピーターが多いことや退会する方がほぼいないというのが納得できました。ここまで参加者に気配りされればリピーターは自然と出来るし、退会する人はいないと感じました。

最初の項目で出てきた「参加者への気配り」を再認識しました。正直、自分がここまで出来ているか自信が無いですが、自分の参加者に対する態度を振り返るキッカケになりそうです。



◇運営費の作り方は?


こちらもよく挙がる話題です。この一ヶ月くらいサークルリーダーの会をやって思ったのですが、上手く運営できているサークルは「サークルを好きな気持ち」「運営費の問題」に対してしっかりと向き合っているような気がします。このバランスが崩れると運営できなくなったり、自分のサークルが不満足な内容になってしまったりすると僕は感じました。

今回の参加されたサークルの方々は全て実費で運営しているか、月に1、2万ほど運営費が捻出できているという状態でした。この運営費の問題はなかなか難しいです。そもそも、サークルやコミュニティは非営利で始まることが多いため、途中で営利目的に変えたり、運営費をメンバーからもらおうとすると反発やメンバーの退会に繋がります。

ここで大事なことは何だろうと考えてみると「運営費を何に使うか明確にすること」なのではないかなと思います。他人のお金を扱うというのは責任が伴う行為です。1つ間違えば今まで築き上げてきたものが一瞬で無くなる可能性もあります。なので、運営費の使途を明らかにしてメンバーから支持が得られれば運営費の問題は解決に向かうのではないかと僕は思いました。



◇ドタキャンへの対応は?


この話題は、みなさんしっかりと対応策をお持ちでした。最初からドタキャンのパーセンテージを決めておいてそれに合わせて参加費を設定したり、ドタキャンし辛くなるような環境作りをしているなどの工夫をされていました。

正直なところ、ドタキャンは無くならないものだと僕は思っています。なので、いっそ受け入れてしまうのも手かなと思いました。ドタキャンに限らずですが、問題に対して必ず対応しなくてはいけない訳ではありません。問題のリスクを正しく知り、その対応策を講じる為の労力やコストのバランスが取れているなら良いですが、全てのパターンがそうではありません。何も対策しない方が良い時というのもあります。なので、大事なのはそれを見極めるところなのかもしれません。



◇まとめ


今回もたくさんのことを学ばせて頂きました。特にプロレスサークルの方の参加者の方への気配りは、本当に自分を振り返るキッカケになりました。サークル運営を続けているとどれだけ効率よくやるかというところにフォーカスしがちになります。いくら人を惹きつけるコンテンツでも主催者と参加者の関係が悪ければ、そのサークルやコミュニティの成熟度は上がりません。そのまま続ければ、徐々に熱量を失って最後はなくなってしまうこともあります。やはり、根っこの部分は主催者と参加者の関係が大事だというのを再認識した回になりました。

サークルリーダーの方々のご参加お待ちしております。