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桜の開花を予想して、埼玉県の桜の名所、熊谷堤をその歴史散策と合わせて企画しました。参加者は主催を入れて10名。
桜の時期はちょうどいいと思いましたが、ネットでは五分咲きとのこと。
どうなるか、気になるスタートです🤔
駅で自己紹介をしていただきました。大方は熊谷駅は降りたことはあるが、散策などはしたことがない方が多く、一部の方は地元が熊谷という人もいました。
駅からバスに乗って、妻沼方面へ25分程度バスに乗ります。
バス停を降りて、展示室まで歩きます。埼玉はぼくのイメージではこの時期、歩くと菜の花がけっこうみられるなあというところです↓
↑菜の花きれいですね。別に土手というわけではないです。
妻沼展示室は無料ですが、残念ながらガラーンとしている展示室で僕ら以外はいませんでした😑
主にはこれから行く、埼玉の国宝がある「妻沼聖天山」の絵馬とこのエリアを昭和58年まで走っていた熊谷線の展示です。
↓妻沼展示室の様子です
↑かつて熊谷から妻沼まで走っていた熊谷線。
1983年の廃線時の車内にご好意で入らせてもらいました。
まさしく、タイムスリップみたいな感じですね😦
椅子の座高が高く、かたーいクッションです。ボックス席の間隔が狭く、本当に4人座れたの?と思うような狭さです😅
→徒歩で歓喜院聖天堂へ
↑聖天山の入り口近くには、桜が満開😁
→そして、いよいよ聖天山の入り口に着き、境内に入ります。
↓見えるのは聖天山の入り口「貴惣門」江戸時代中期に再興されたときに建立された重要文化財です。
↑シダレザクラは福島から持ってきた桜。
日本三大桜と呼ばれるものだそうです
↓三つの門の真ん中、中門です。聖天山の中では最古の建築物です♪
↑聖天山には3つの門があり、本堂にいたります。上の画像は最後の門、仁王門です
本来、本堂への参拝が最初ですが、時間の関係上、御朱印を先にいただきます
↑御朱印です。書置きではなく、直接書いていただきました。
→そして本殿へ
本殿は3つに分かれていて、拝殿・中殿・奥殿です。↓写真は面積が一番大きい拝殿です
↑ここまでは無料エリアです。
→拝殿横の塀の隙間に有料エリアの入り口があります。拝観料は700円
ですけど、江戸時代には約19億円、平成の修復で約13億かかった国宝ですから、投資としては安いですよね😙
ここからは埼玉の国宝てある本殿彫刻を観ます
ガイドの方に説明をお願いしました😙↓
↑ガイドの人も10名という団体相手ということで、気合が入っていた感じでした😊
観光客がいないわけではないのですが、大体1-2名、多くても4名程度なのでオトマチの人数は珍しいのでしょうね。
↑真ん中のミズチが吐いている青いものが蜃気楼。見えにくいですが、右に赤く塗っていない部分があるのですが、これはあえて未完成としたようです。世の中には完璧なものはないという企図だそうです
↑本殿はいつても見れますが、桜との景色は今だけてす🥳🙌
↓一通りの説明が終わり、最初の拝殿エリアへ
↑最後に参拝した場所の彫刻のお話。
琴棋書画は中国の文化人のたしなみをあらわしています
→13時から始まったガイドは約1時間。さすがにお腹がすいたので、熊谷産の小麦粉にこだわったうどん屋さんに行きます。
↓立ち寄ったのは熊谷うどん福福。お昼時には並ぶ、評判のお店です🙌
↑うどんの小麦粉だけでなく、割箸まで熊谷産🙌
シンプルなメニューですが、麺はコシがあり、つゆも飲みたくなるほどおいしくいただきました
→駅までバス移動をするため、バス停へ。時間があるため、バスが来るまで地元の和菓子屋に行きました。
↓お客様がほぼいませんでしたが、私たちがきてお店は急に混雑しました笑↓
↑山芋入りのサンドブッセ?のような菓子。あるようでない和菓子でしたね。
→朝日バスで熊谷駅近くの市街地へ
↓お腹もいっぱいでバスの移動も20分なので、睡眠タイムですね😴
↓熊谷最古の神社、高城神社へ
↑日本一長いおみくじが有名です✨ 希望者は100円でやってもらいました。
結果はそれぞれですが、皆さんおみくじのくじを出すのはちょっと苦労したみたい↓です
↑おみくじは結んで、次のスポットへ
↓千形神社です。高城神社ほどではありませんが、古い神社で歴史もあります。ここも熊谷の由来、熊退治の伝説にまつわる神社です
↑桜がきれいな参道でした(ほぼ人はいませんでしたが)
↓近くの熊谷パウロ教会です
↑熊谷の75%を焼失した大空襲でも残った奇跡の教会です
近くの稲荷神社へ。そこには↓熊谷桜がありました
↑熊谷桜は早咲きの桜。3月初旬に開花する変異種のようです。すでに葉桜です😑
熊谷直実が源平合戦の際に先陣争いをしたという故事からきています。
↓熊谷直実が出家したといわれる、熊谷寺(ゆうこくじ)
↑残念ながら非公開。外から見ても、すごい建物がありそうですが、残念です。
→明治の熊谷の偉人、タケイタンジョが作った星奚園へ
↓それほど大きい庭園ではありませんが、かつて大正皇后や渋沢栄一なども来たという有名な庭園です
↑かつて荒川が決壊してできたとされる、玉ノ池を中心に設計された庭園です。
(戦国末期の伝説ですけどね)
→お隣の石上寺へ
↓石上寺は江戸時代の熊谷町の名主が創建したお寺です。
↑ここにも熊谷桜が!
早咲きですけど、ここの櫻は花が残っていて、少し楽しめました
→いよいよ熊谷桜堤へ
↓櫻はやはり五分咲きですかね。でも土手の下に咲く菜の花とのコントラストが素敵です
↑石碑の前には人だかりが! 桜名所100選と書いてあります😧
熊谷桜堤は現在500本の桜の木が2kmの道沿いにあります。
江戸時代から桜堤はあり、一時なくなったそうですが、明治時代に900本まで増やしたのですが、1925年の大火で焼失してしまったそうです。
現在の桜は1952年の荒川に隣接した土手の改修で植樹をして今にいたります。
ただ、1925年の旧桜堤の木は、近くの万平公園にひっそりと残っているそうです。
今回、その旧桜の木を見に行きます
→万平公園へ移動します
↓桜の木を明治に植樹したのは、明治の偉人 タケイタンジョだそうです。彼の資料看板の前の桜が咲いていました。
↑残念ながらこの公園にはあまり人はいませんが、昭和時代にあった桜を人知れず見るのは貴重ですね。
→熊谷駅で解散。
参加者の皆様に感想をいただきました。
【感想】
・熊谷は地元だが初めて知ることが多かった。中でも、聖天山本堂、勉強になった
本殿の意味がわかってよかった
・聖天山本殿のガイドツアー、絵馬とか神社本殿、彫刻が素晴らしかった。文化の系譜を感じた
・聖天山本殿が印象的、一部色をあえて塗らない部分がある、未完全にわざとするという点や柱をさかさにするなどの話が、印象に残った。熊谷の中心地は地元の百貨店も栄えていて、市街地は活気を感じました。
・聖天山のすごさは知らなかったし、国宝であることも知らなかった。本殿の彫刻が素晴らしかった。またその制作ならびに復興費用がすごかった。彫刻の中で描かれた幸せの形もいろいろあるんだなあと感じた。
・桜堤の桜は満開ではなかったけど、歩けて楽しかった。
・熊谷に来たのは初めてだったけど、桜堤だけでなく、お寺や神社や熊谷鉄道の電車にも乗れて楽しかった。
・国宝の彫刻が素晴らしかった、日本一長いおみくじ、熊谷線も良かった。
・熊谷の妻沼(めぬま)と読めなかったし、国宝の彫刻やガイドがよかった。
・熊谷には何度も行ったが、ほとんど印象に残らなかった妻沼や聖天山が今回参加することで勉強になった。
【総評】
桜の開花は本当に直前、へたすれば行ってみないとわからないというものですので、オトマチでは毎年3週連続で桜をテーマにして企画しています。
毎年の経験値から4月の第一週が開花としては例年一番だと思いましたが、今年もそうなりそうです。
ただ、熊谷の桜もけっこう咲いていて、人も多く、屋台も出ていて、盛り上がっていました。
桜だけで熊谷に行くのはもったいないと思い、埼玉県の国宝建築物「聖天山本殿」を行程に入れて、自身でも勉強し、ガイドもお願いしましたが、参加者の皆様に満足いただけてよかったです。
個人的には東照宮と違って、江戸幕府でなく、庶民の寄付によってというのが、当時の人々の思いを感じられて好きな歴史ストーリーです。
埼玉では桜だけでなく、菜の花の景色もみごたえあるなあと感じました。上野公園ほど人が密集していないのもいいですね😙
来週は武蔵小金井ですが、どんな景色が見られるか、楽しみです😁