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東京読書倶楽部 主催の川口です!
9月30日の夜に開催した「東京読書倶楽部」読書会の報告です!
この日は新規の方が2名、リピーターが4名の合計7名でお酒を飲みながら読書会、その名もBOOK & BOOZE!久方ぶりに少人数でお酒を飲みながら、好きな本について語り合う。
同じ本を読んでも捉え方は異なるし、そもそも異なるからこそ読書は面白い。
読書会だと、そのような考え方を否定し合うのではなく、自分の読書の参考にもなるから楽しいのよね。
「塩の街」「空の中」に並ぶ自衛隊三部作。横須賀に巨大な甲殻類が出現。パニックに陥る陸地と遠い位置に潜伏する潜水艦。人々を守るためUMAと戦う"機動隊"の物語が良き。
なぜ自衛隊は動けないのか。どうやら潜水艦には敵を倒すための兵器も備わっているのだが、自衛隊を動かすには縦割りの行政が関係してくる。それを動かす物語にもまた泣かされる。
内臓逆位症により心臓が右側にある障害を持った芸人 チャンス大城さんのエッセイ。最初は皆と違うことに劣等感を感じたけれども、今では唯一無二の自分なんだって思えるようになった。
ちなみに本の内容はラジオで話している事が多かったため、まずは名前だけでも覚えて帰っていただければと。
昼休憩に上司から飯に誘われたら、たとえ弁当を持参していてもお供しなければならない。お菓子作りが好きな社員に対して、好きでもないお菓子に美味しいと言わねばならない。そんな支店で働く5人の物語。
自分はこうしたいという思いと裏腹に、求められたものをしなければならないという諦め。でも人間が組織で生きることって、そういうことなんだよな。
幼い頃、自分は魔法少女だと信じていた主人公と、自分は宇宙人だと言い張る親戚の由宇くんは秘密の恋愛関係を結ぶ。大人になり他の男と結婚した主人公の前に、由宇くんがあらわれて…。
紹介者曰く、誰かにとっての常識が、他の人にとっては非常識になりうる。だからその人に寄り添わねばならないのだが、恐らくこの本を読んでそう感じるのも自分が変な人間なのかもしれないな。
2023年で活動30周年を迎えた作詞・作曲家の梶浦由記さんの日本語の歌詞・詩集。本著も梶浦さんのライブで購入したため、カバーは限定仕様。大人になってから歌詞を読むと、また感じるものが違う。
全然関係ないが、紹介者がKalafinaの大ファン。2024年冬公開予定の魔法少女まどかマギカの新作が今から待ち遠しい。
主人公が飛行機の中で聴いたビートルズの「ノルウェイの森」から、大学時代に亡くなった友人と、彼女たちとの出会いを思い出す。自分の中に歪みがあることを自覚している、そんな主人公にどこか共感してしまう。
改めて読んでも内容を覚えていないことが多いが、学生時代に読んで響いた言葉と、今読んでも良いと思った言葉は、通じるものがあるのだろうな。
10月7日(土) 10:00~12:00
朝活×読書会 → 満員御礼!
10月14日(土) 14:00~17:00
散策×読書会 → 満員御礼!
10月21日(土) 19:00~22:00
飲み有り読書会 BOOK & BOOZE!
10月28日(土) 10:00~12:00
朝活×読書会