板橋区高島平1の「おにぎり屋 寿」が12月1日、高島平中央病院近くに開店した。店主は本業が建築業で、取り壊しを請け負った場所を活用して出店した経緯がある。店では店主が東北で釣った銀ムツを使った定食や、店で焼いてほぐすしゃけなど素材にこだわった手作りおにぎりを提供しており、しゃけ（400円）や大えび天（600円）、肉そぼろ（350円）などのメニューがある。

好きなものを持ち寄って味わう「会い方」を考える楽しさ

地域で生まれた小さな名物店のニュースは、ただの食情報以上のワクワクをくれる。コンビニとは違う“ふんわり握り”のおにぎりは、テイクアウトして公園で食べるだけで特別な時間になる。しゃけや大えび天の差し入れで、その日の集まりが一気に盛り上がることもあるだろう。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。今週末にでも、同じテンションの友達を誘って食べ比べピクニックを企画するのがおすすめだ。一人でふらっと買って帰れば、家でゆっくり味わう“自分時間”の満足度も高い。さらに、店主の釣果や仕込み話を聞けると、味の記憶がより濃くなる。推し活的に言えば、「推しの良さをシェアする場」を自分で作るのが楽しい。少人数での試食会や持ち寄り交流を企画してみると、知らなかったファンとつながりやすく、次の予定につながっていく。一度行ってみて、顔の見える関係を少しずつ増やしていくと、日常の“好き”が確実に深まるはずだ。