井上咲楽が2025年の“マイ漬けもの”ブームを振り返り、キムチを調味料や料理の救世主として楽しむ方法を紹介した。豆腐や納豆にのせる定番使いから、刻んでトマトと豆板醤であえるおつまみ、酸味が進んだキムチを一度ごま油で炒めてから鍋にする調理法など、具体的なレシピを挙げている。また、スーパーでの選び方として「キムチくんマーク」が乳酸菌で発酵が進んだ韓国産の目印になること、自家製キムチ作りを重信初江氏に教わった経験や、日々変化する発酵の楽しさにも言及している。

好きなものを全力で楽しむ視点で考えると、キムチは“そのまま食べる”だけで終わらない万能アイテムだ。例えば、発酵が進んで酸っぱくなったキムチを捨てずにごま油で香ばしく炒める工程ひとつで、家庭料理が劇的に変わる。こういう小さな発見は、誰かと共有した瞬間に価値が増す。友達を誘って「キムチおかず会」を開いたり、気になるレシピを持ち寄る料理会に参加すると、味の違いや使い方のコツが一気に広がるだろう。今週末にでも気軽に集まれる場があると、日常の食卓がもっと楽しくなるし、一人参加歓迎の会ならハードルも低い。自分でキムチを漬けてみて、その発酵の変化を記録しながら共有するのもおすすめだ。実際に会って味見を重ねることで「同じ温度感の人」とつながり、次の企画が生まれる。キムチは単なる保存食ではなく、仲間と味わいを語り合うための入口になりうる──そんな楽しみ方を試してみてほしい。