IUが韓国ギャラップの調査で、7月・9月・11月の3回にわたり全国の満13歳以上5148人に「最も好きな歌手」を尋ねた結果、30代以下（13〜39歳）で20.1％の支持を得て1位となり、総合でもトップになった。IUは今年、リメークアルバム『花しおり3』と自作曲『Bye、Summer』を発表し、Netflix『おつかれさま』など多方面で活動した。

推しとして見ると、IUの「歌」「演技」「発信」が同時に動く姿勢が、推し活のネタ帳を無限に広げてくれる。新譜を聴く→ドラマの名場面を語る→Vlogの仕草で盛り上がる、というルートを作れば、好きはただ消費するものから語り合う資産に変わる。例えばリメーク曲のリスニング会や歌詞深掘りトーク、ドラマの視聴会や初心者歓迎のカラオケ会など、小さなイベントを手配するだけで“会って楽しむ体験”が生まれる。

こういう熱量って、結局「語れる相手」がいると一気に加速する。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づく。物販やプレイリストを交換して仲間が増えれば、次のライブや配信も一緒に予定化しやすくなる。ひとり参加歓迎の集まりや、自分で企画を立てる一歩を踏み出すことで、IUへの愛を日常の中で長く育てていけるはずだ。