椎名林檎が2026年3月11日にニューアルバム『禁じ手』を発売することが発表された。本作は自身の自作曲を封印し、他アーティストとの共作・客演のみで構成された全11曲を収録する。向井秀徳との共作「SI・GE・KI」やBIGYUKI、三宅純、伊秩弘将、millennium parade、加藤ミリヤらとの既発曲や新録共作が含まれる。CD購入者には2026年ツアー「椎名林檎 党大会 令和八年列島巡回」のチケット先行応募用シリアルが付与される。

見解・考察（推し活目線）

椎名林檎が「自作曲封印」という禁じ手を選んだのは、ファンとしても刺激的な挑戦だ。他者との化学反応で生まれる声質や編曲の違いを楽しむ材料が山ほどある。例えば向井秀徳の「SI・GE・KI」は原曲との比較が自然にできるし、millennium paradeやBIGYUKIとの共作はアレンジの検証会にぴったりだ。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。友達数人でオリジナル版と聴き比べるリスニングパーティーを開いたり、今週末に同じテンションの人と会える場で感想を交換するだけで、新しい発見が次々出てくる。

ホール中心のツアー構成は音をじっくり味わうのに最適なので、会場音響を意識した楽しみ方もおすすめだ。CD予約で先行応募のシリアルが付く点は推し活のスケジューリングにつながるから、仲間とまとめて購入して当落結果を一緒に見守るのも盛り上がる。初心者歓迎の集まりや一人参加歓迎のリスニング会を企画すれば、同じ温度感の人とつながりやすく、推し活は現実に根づいていく。自分でカバー企画やセットリスト予想イベントを立ててみるのも面白い。会って語り合う体験があると、音楽の解像度が上がり、椎名林檎の“禁じ手”は単なる音源以上の遊び場になるだろう。